作品を創作する上で欠かせないものがある。それは<水>・・・。
大切な記憶の瞬間には、いつも<水>が関わっていた。
イルカやクジラの住まう紺碧の海、氷河の蒼い氷、森を湿らす緑の雨、太古の昔より大切にされてきた透明の澄んだ泉、そして龍を思わせる白い滝・・・。
水に潜む記憶を紐解き、そこに宿る精霊たちの声をカタチにし、作品として創り上げてきた。
水の記憶の中へより深く潜り、感じ、大切なものを見出すようそっと触れ、出来上がった水の世界の小さな結晶たち。
アクリルで表現された、海やそこに住まう彼らの息吹を閉じ込めた彫刻。
シルバーで表現された、水の精霊との対話によって生まれた龍や蓮のジュエリー。
産み出された作品は、どれも水の記憶を宿している。
そんな<水の記憶>の小さな息吹を感じて頂ければ幸いです。
彫刻家 薬師寺一彦
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